バングラデシュと日本の懸橋

現理事長のハイダルが、日本に留学して驚いたことは日本の清潔さや便利さだけでなく、その恩恵を皆が「平等」にうけているということでした。ハイダルの祖国バングラデシュは貧富の差が激しく、約6割の人は一日一食の生活を送り、平等とは程遠い状況。 日本の平等社会を祖国でも実現するために、何か自分にできることはないか。これが、私たちKETOY.jpの原点となっているのです。その方法は単なる寄付ではなく「日本とバングラデシュが対等な形でお互いに満足できる方法がなければならない」というのが私たちの考えです。

演奏風景

バングラデシュと日本の懸橋練習風景私たちが注目したのは貧しい層に属する職人たちが作る、手工芸品の質の高さ。これらの作品は非常に丁寧にそして高度の技術で生産され、中国、タイなど、現在日本に輸入され多く出回っている品物よりも優れているということでした。 これらの品物を日本に広めることはできないかと私たちは考えました。しかし、バングラデシュでは輸出するためには高価なライセンスが必要であり、それは貧しい職人たちのグループからの直接の輸入は無理でした。

バングラデシュと日本の懸橋そこで私たちは5回以上現地に渡航し、品物の確保、輸入のルートを確立し、理事長ハイダルの弟を首都のダッカに駐在させ、メールでの流通体制を確立。2004年6月に特定非営利活動法人KETOY.jpを設立いたしました。

バングラデシュと日本の懸橋バングラデシュの手工芸品・生活雑貨の良さを多くの日本人に知ってもらい、それを一つでも買ってもらうことにより、それらを作っている人達の職場を確保し、少しでも収入を増やし生活の 安定に貢献し、ひいては自立の源となる子供達に教育の機会を与えることになると考えております。どうぞ私たちの趣旨をご理解いただき、ご協力・ご支援のほどよろしくお願いいたします。

バングラデシュと日本の懸橋

活動の目的:バングラデシュの貧しい層の人々に対して、その人々が作る手工芸品、生活雑貨の輸入販売に関する事業を行い、バングラデシュの職人の職場を確保し生活の安定をはかり、子供たちに教育を受ける機会を与えることに寄与することです。

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